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03高気密の秘密

1棟ごとに気密測定を実施

 
スーパーウォール2×6工法では、1棟ごとに気密測定を行います。性能報告書によりお客様の家の隙間相当面積を報告いたします。
 
■仕上工事の前に測定!
実際の測定はパネルのフレーミングが終了し、窓が設置された状態で気密測定を行います。
基準に満たない場合は、その時点で気密補修を行い、必ず確認の上、次の工程へと移ります。
完成してからでは分からないすき間を確認します。
性能報告書
気密測定

 

■気密測定の方法
建物を密閉した状態で強制的に送風機で空気を排出し、どのくらい空気が流れ込んでくるかを測定し、隙間面積を測定します。

 
 
気密性能をあらわすC値
 
気密性能をあらわす値を、C値(隙間相当面積)と言います。
住宅全体の総隙間面積を床面積で割った値のことで、これは、数値が小さいほどすき間が少なく、気密性能が高いといえます。
 
 
■C値の比較
C値の比較
 
スーパーウォール2×6住宅ではパネル同士の接合、床と壁などの結合部に入念な気密施工を行うことで、隙間相当面積1cm²/m²以下、スーパーウォール2×6の家平均で0.32cm²/m²という世界トップクラスの高気密性能を実現しています。
 
※次世代省エネ基準とは
住宅のさらなる高断熱、高気密化により、いままでの冷暖房用消費エネルギー量より20%削減させながら、さらに健康的で快適な室内環境を実現させるための指針のこと。
 
 
 
なぜ高気密が必要なの?
 
暖めた部屋の熱を逃がさないため、また計画換気を行うためにも、気密性は必要になります。
例えば、ポットのふたが開いていると熱いお湯も冷めてしまいますし、穴の開いたたばこも、吸いにくいものです。
 
また高気密化の最大のメリットは、健康的な住環境によって家を長持ちさせることです。
 
■暖冷房費を抑えることができる
高気密であれば断熱材の性能を100%発揮できるので、暖冷房費を抑えることができ、効率の良い省エネを実現できます。
さらに、「夏涼しく、冬暖かい住まい」で快適に過ごすことができます。
悩みの暖房費がお安く、省エネ
 
■部屋のどこにいても温度差が少ない
部屋のどこにいても温度差が少ない
部屋のどこにいてもあったか快適
すき間風がなく、部屋内のどこにいても暖かく、温度差が少ない快適な空間となります。
また、比較的寒さを感じやすい風呂場やトイレなども、他の部屋同様温度差がありませんので、ヒートショックを起こしにくい住まいになります。
間取りも、吹き抜けやロフトを無理なくつくることができます。
 
■理想的な換気によるシックハウス対策
気密が高まることで、換気経路を適正に確保でき、空気のよどみや水蒸気、有害な化学物質を排出できるので、シックハウス対策に非常に有効です。
また、結露をおこしにくいので、カビやダニの発生も防止します。
クリーンな空気で体内からすっきり
 
 
 
他工法の気密化との違い
 
他工法での気密化は主に、防湿気密シート床・壁・天井に施工することで気密をとっています。
これは、現場の職人さんが施工するものなので、職人さんの高い施工技術と気密に対する知識が必要不可欠となり、その家の気密性は、現場の職人さんの腕にかかっていると言えます。
また、気密測定は内装工事終了してから行われるため、基準に満たない場合でも気密補修は困難となります。
 
 
スーパーウォール2×6工住宅は、基礎断熱を採用し、高い品質管理のもと、工場生産技術によって断熱パネルをつくっているため、気密性能が均一化された状態で出荷されます。
建築会社によって気密性能が違うということはありません。壁、屋根の高品質パネルにより、住まい全体を包み込むため、高い気密性を実現しています。